三角 泰利 の日記
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大本神諭…天の巻②
2020.01.07
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明治二十五年旧正月.2
氏神様の庭の白藤、梅と桜は、出口直の御礼の庭木に、植さしたので在るぞよ。白藤が栄えば、綾部宜くなりて末で都と致すぞよ。福知山、舞鶴は外囲ひ。十里四方は宮の内。綾部はまん中になりて、金輪王で世を治めるぞよ。綾部は結構な処、昔から神が隠して置いた、世の立替の、真誠の仕組の地場であるぞよ。
世界国々所々に、世の立替を知しらす神柱は、沢山現はれるぞよ。皆艮金神国常立尊の仕組で、世界へ知らして在るぞよ。 大方行き渡りた時分に、綾部へ諸国の神、守護神を集めて、それぞれの御用を申付ける、尊い世の根の世の本の、竜門館の高天原であるから、何にを致しても綾部の大本の許しの無き事は、九分九厘で転覆るぞよ。皆神の仕組であるから、我が我がと思ふて致して居るが、皆艮の金神が、化して使ふて居るのであるぞよ。此の神は独り手柄をして喜ぶやうな神で無いぞよ。大本の仕組の判る守護神でありたら、互に手を曳き合ふて、世の本の立替へ立直しを致すから、是までの心を入替へて、大本へ来て肝心の事を聞きいて、御用を勤めて下されよ。三千世界の神々様、守護神殿に気を付けますぞよ。谷々の小川の水も、大河へ末で一とつに為る仕組。綾部世の本、誠の神の住いどころ。
からと日本の戦いがあるぞよ。此いくさは勝ち軍、神が蔭から仕組が致してあるぞよ。神が表に現はれて、日本へ手柄致さすぞよ。露国から始まりて、モウ一戦があるぞよ。あとは世界の大たたかいで、是から段々判りて来るぞよ。日本は神国、世界を一つに丸めて、一つの王で治めるぞよ。そこへ成る迄には中々骨が折れるなれど、三千年余りての仕組であるから、日本の上に立ちて居れる守護人に、チット判りかけたら、神が力を付けるから、大丈夫であるぞよ。世界の大峠を越すのは、神の申す様に、素直に致して、何んな苦労も致す人民でないと、世界の物事は成就いたさんぞよ。神はくどう気を付けるぞよ。此事判ける御魂は、東から出て来るぞよ。此御方が御出になりたら、全然日の出の守護と成から、世界中に神徳が光輝く神世になるぞよ。大将を綾部の高天原の竜門館に、かくさんならん事が出て来るぞよ。中々大事業であれども、昔からの生神の仕組であるから、別条は無いぞよ。
一旦たたかい治りても、後の悶着は中々治らんぞよ。神が表に現れて、神と学との力競べを致すぞよ。学の世はモウ済みたぞよ。神には勝てんぞよ。