三角 泰利 | 日記 | 「未来社会」から現代を見ると

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三角 泰利 の日記

「未来社会」から現代を見ると

2019.12.18

未来社会の建設は、21世紀の全体にかかわる大事業です。そこでの努力が足りなければ、その仕事が22世紀に引き継がれることも、当然、ありうることです。
未来社会の壮大な展望に触れて、自分たちのいま現在の活動が、人間の歴史のそのいう素晴らしい将来につながっているのかと、一層心を躍らせる方もいるでしょうが、逆に、“それでは、自分が生きている時代にには、間に合いそうもない”と落胆する方もいるかもしれません。
「この『太古』は、いかなる場合にも、将来のすべての世代にとって、つねにきわめて興味深い歴史上の一時代たることを失わないであろう…。この時代は、それ以降のいっそう高度な発展全体の基礎をなすものだからであり、また、動物界からの人間の分離をその出発点とし、共同社会の結合した未来社会が二度とけっして遭遇することのないような、様々な困難を克服していった経過をその内容としているからである」(全集⑳120頁)
エンゲルのこの言葉には、未来をひらく開拓の事業の人類史的な意義が、実に生き生きと描かれているのはありませんか。
そして、その精神を持っていたからこそ、マルクスもエンゲルスも、資本主義社会自体が現代から見るならばまだごく若い体制だった時代に、開拓者の精神で、未来社会を開く理論と運動に力をつくしたのでした。

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