三角 泰利 の日記
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「超古代日本語が地球共通語だった!」.14
2019.11.25
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日本に生まれる世界統一宗教が人類の破滅を救う
平成2年5月にホワイトホースのユーコン大学で開かれたカナダ考古学に招待され、私の研究発表が終わった直後、学長から「ホワイトホース市長のドナルド・ブラニガン博士がぜひお会いしていろいろな話をしたいと言っていますが、会ってくださいますか」と頼まれ、市長室で長時間歓談したときの会話に関係していたのである。
医学、政治学、法学、哲学、文学など5つの学位を持ち、大の親日家でもあるブラニガン市長はこう言った。
「あなた方と古代の宗教や言語、将来の人類文化や形而上学について語り合うなど予想もしていなかったことです。インドの寺院、高野山、その他多くの聖地で修業し、精神科学と物質科学の両方を学んだ私ですが、いまつくづく思うことがあります。今度のカナダ考古学会が、『1990年代の考古学の方向』という副題でもその意義が表されていますように、考古学、とりわけペトログラフ学が今後の学問の主流になります。私はそれを感じるのです。世界はいまのままでは破滅に向かう。それを阻止するには世界統一宗教しかない。それもキリスト教や仏教ではなく新しい世界宗教です。その宗教は西洋ではなく、東洋、しかも日本で生まれた宗教です。『古代宗教の世界へ帰れ』の方向こそが人類を破滅から救うのです。私の是非、日本のある場所であなた方と再会したい」
ウィにペッグ大学教授でカナダ岩刻画学会会長のモーリス・ランテーン博士は私への書簡で、「日本のペトログラフ研究は1990年代の世界の考古学の方向を示唆する重要なものです。あなた方のペトログラフに今後の展開にかかっている」と書いていたが、それらを考え合わせたとき、ジョセフ・マーハン会長の言葉が奔流のように私たちをとらえたのであった。
新しい学問、しかも人類の過去と未来を直結する「警告と救済の橋」であるペトログラフが世界的に分布することが突き止められ、しかも「日本のペトログラフにすべての謎解きの鍵がある」ことが世界の学者によって認識されたいま、1個でも多くのペトログラフ資料を見つけ、解読を進める責務は日々増大している。「世界は一つ」の哲学の原点がそこに現れるからである。
私は預言者ではないから言葉を控えるが、「このままでは地球は1999年まではもたない」との啓示や神示はすでに世界の第1級の学者たちがそれぞれに受け、認めていることである。
その証明を深めるために、また古代の祈りを地球規模で再生させるためにもペトログラフ学を推進しなければならない。