三角 泰利 | 日記 | 安部芳裕「金融のしくみは…」.46

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三角 泰利 の日記

安部芳裕「金融のしくみは…」.46

2019.11.04

超簡単な食糧自給率アップ大作戦
供給だけでなく、需要の方も喚起しなければならない。そこで、「ロシア世辞経済ジャーナル」というメルマガを発行している北野幸伯氏が提案している食糧自給率アップ大作戦をご紹介したいと思います。
1954年に米国で余剰農産物を処理するための農業貿易促進援助法(通称、余剰農産物処理法)が成立し、同年、日本で学校給食法が制定、米国の余剰農産物である脱脂粉乳と小麦粉が、給食の主食のパンの原料になりました。
主食が米からパンに変わると、おかずも肉・卵・乳製品・油物等、欧米化していきました。
人間の味覚は、子供の頃に食べたモノを美味しいと感じて、それを生涯、食べ続けます。お袋の味が誰にとっても一番美味しいというのは、そういう理由によります。これはマクドナルドが研究して証明されていることです。だから、マクドナルドは子供向けのメニューが豊富なのです。
人間の子供の頃と同じ食べ物を死ぬまで食べ続ける。そして、親は子供に自分が食べてきたものを食べさせる。だから、この逆をやればいいのです。
つまり、子供の頃にお米を食べさせれば、生涯、和食を食べ続ける。和食を食べながら育った人は、子供にも和食を食べさせる。これが逆のサイクルが生まれます。
1976年から学校給食にお米のご飯が導入されていて、現在は全国平均で週2.9回、お米のご飯が出されています。これを、全小中学校で主食、お米の給食を実施するようにします。現在、給食を食べている児童は訳1000万人いますから、週3回を州5回に変えただけで、年間に10億食も増えることになります。
国が給食用の食材を地元で調達するように指導していけば、地元の農業保護にもなりますし、食糧自給率アップへつながるという仕組みです。
また、県庁や市役所、公共機関の食堂でも、全部お米のご飯にし、輸入食材は止めて、地元の食材を使うように指導していけば、相当の需要が見込めます。確実な需要が見込めれば、供給体制の増員もしやすくなり、食糧自給率は確実に上がっていくでしょう。

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