三角 泰利 | 日記 | 安部芳裕「金融のしくみは…」.18

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三角 泰利 の日記

安部芳裕「金融のしくみは…」.18

2019.10.07

本来は存在しない利子返済
この寓話は、お金の問題点を理解しやすくするために、その仕組みを単純化してストーリー仕立てにしたものです。もちろん実際のお金の仕組みはもっと複雑ですが、基本的な構造は変わりません。
まずは貸出局面です。
お金を必要としているAさんが銀行からお金を借ります。その際、Aさんは融資金額に相当する担保を銀行に入れます。Aさんは、基本的には企業です。
Aさんは銀行から借りたお金を使って事業のために投資をします。人件費やら原材料費やら設備投資などですね。
AさんはBさんにお金を渡し、Bさんから何かしらの財かサービスを受け取ります。BさんはAさんから受け取ったお金をCさんとの取引の時に使用し、Cさんから何かしらの財かサービスを受け取ります。
続いて償還局面です。
Aさんは銀行から借りたお金、元本に利子を付けて返さなければなりません。しかし、マネー回路の中には利子分のお金はありません。元本だけです。利子を付けて返すには、他のマネー回路から、利子分のお金を持ってこないといけません。つまり、利子とは単なる数字であって、実際には存在しないお金なのです。これは椅子取りゲームに喩えられます。皆が椅子に座ろうとするけど、全員分の椅子はないいのです。このようなシステムを地域通貨といいます。お金は、この回路の中をクルクル回っているだけなのです。
もちろんこの中でもお金儲けの上手い人、下手な人はいますので、多少の貧富の差は出るでしょう。一番の違いは、貨幣システムのせいで破産したり、私財を没収される人が出て来たりしないところです。

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